VPNといえばスマホ、パソコンを利用する時のセキュリティーとして活躍しているイメージですが実はそれだけではありません。
今回はセキュリティー以外のVPNの活用方法を説明していきます。
この記事ではVPNを利用するとセキュリティー関係以外に何に利用できるのか?VPNのお得な活用方法が簡単に分かる様になっています。
VPNと言えばセキュリティーの強化をイメージします。
しかしそれだけではありません。
前回お伝えした記事に記載している内容で”位置情報を隠してくれる”
と説明しましたがこの位置情報の変更を利用して海外で利用しているように見せることができます。
例えば、日本に居ながらVPNの接続先をアメリカに設定するとアメリカからアクセスしているように認識されます。
もちろん逆もありでアメリカに居ながらVPNの接続先を日本にすると日本からアクセスしているように認識されます。
このアクセス先の設定を利用すると様々なメリットがあります。
さてVPNを利用する事によってセキュリティー以外の活用方法としては
- 海外限定のサービスを利用できる
- 航空券やホテルなど安く購入できる場合がある
- 人気サブスクサービスを安く利用したり、日本からは配信が見れないものを見たりできる
このような活用方法があります。
海外限定のサービスを利用できる
例えばオンラインでショッピングする時にアメリカからのアクセス限定のサイトがあったとして日本からだとアクセスできません。
しかしVPNで接続先をアメリカにすればそういったサイトへアクセスできるようになったりします。
またA社の商品で日本では販売されていない商品がアメリカ版のA社のサイトだと販売されていたりします。
こういった方法を利用して日本未発売の商品を購入したりすることができます。
航空券やホテルなど安く購入できる場合がある
航空券やホテルの予約などって実は国によって値段が変わることがあります。
同じ飛行機同じ路線でもアクセスする国によって金額が変わることがあります。
VPNの接続先を安く買える地域からのアクセスに指定すれば費用を抑えたりすることもできたり、その接続先でしか無いキャンペーンを適用したりする事ができます。
予約するサイトによって安くなったりしなかったりするので、これを目的にVPNを契約するのは費用対効果的にはあまりお勧めできません。
あくまでもついでのサービスぐらいで考えておくといいでしょう。
人気サブスクサービスを安く利用したり、日本からは配信が見れないものを見たりできる
youtubeやnetflixなどのサブスクも海外からのアクセスで登録したほうが安く利用できる事もありますし、日本では配信されていない映画やドラマなども見ることができます。
タイトルは英語バージョンになってますがジブリの作品を見たりすることもできます。
上記のような内容でのVPNの利用は違法とはなっていません。
ただし利用する国によっては違法とされたり制限がかかったりします。
- 中国
- ロシア
- ベラルーシ
- トルコ
- イラク
- オマーン
- イラン
- エジプト
- トルクメニスタン
- 北朝鮮
- ウガンダ
これらの国でのVPNの使用は禁止または制限されるので渡航の際はきちんと調べてVPNの利用を検討されてください。
セキュリティー対策のために利用するVPNですが今回紹介したような利用用途もあります。
日本にお住いの方の場合はセキュリティー対策の付加価値という感覚で良いと思います。
海外にお住まいの方や海外旅行によく行かれる方は今回のような利用方法は役に立つでしょう。
特にサブスク(動画配信サービス)なんかでは海外でアクセスすると日本語の字幕や吹替がなかったりしますし、HuluやABEMA、U-NEXTなどは日本での配信になっているのでVPNで日本からのアクセスにしないと見ることができません。
今回の利用も含めてVPNの利用を検討なら断然有料のVPNサービスをご利用ください。
無料のVPNもありますがアクセス先を日本に設定できない場合や速度が著しく低下して動画が見れないなんて事もよくあります。
VPNはセキュリティー対策ついでにお得な海外版のサービスを利用できる
VPNは海外旅行が多い方や海外に長くいる方へは日本アクセスできるので日本のコンテンツを楽しめる
VPNはサブスクで海外の映画やドラマを見れる
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は無料VPNと有料VPNについて解説していきたいと思います。